2022 東海市・太田川のイルミネーションを見てきた【イルミネーション・ルター起源説について】
東海地方でイルミネーションといえば…「なばなの里」が有名ですが、なんと、東海市でもイルミネーションが見られるということ、ご存じでしたか?
名鉄太田川駅そばの、どんでん広場と大屋根広場で行われている、イルミネーション、
その名も、
ウィンターイルミネーションin太田川2022
発光ダイオードが安価になり、耐久性や発熱面、費用面が格段に改善されるようになったことから、青色発光ダイオードや白色発光ダイオードのイルミネーションが増えています。
この太田川のイルミネーションも、青色発光ダイオードの電球を主に使っている模様です。
エネルギー消費に配慮しながら、冬の東海市を華やかに彩ってくれます。
どんでん広場のツリーのところはフォトスポットになっていますから、
ぜひ素敵な写真を記念にどうぞ。
大屋根広場の方では一定時間ごとに音楽やライティングが変わるので、チラッと見て終わりにせず、ちょっと時間をとっておしゃべりなど眺めるのがおすすめです。
ダンサブルな音楽がかかっているので、踊り出しちゃうお子さんもいました。
イルミネーションについて少し調べたところ、
イルミネーションの起源は16世紀にさかのぼり、宗教改革で知られるドイツのマルティン・ルターが考えたと言われる。彼は夜、森の中で煌く星を見て感動し、木の枝に多くのロウソクを飾ることでその景色を再現しようとした。
という記述を日本語版Wikipediaに見つけました。ウィキペディアのみならず、さまざまなサイトでこの説をみかけ、日本における「イルミネーションの起源」の定説になっているようです。
ただし、残念ながら、イルミネーションの起源はルターであるという証拠となるものは、日本語そして英語でも見つけることができませんでした。
日本語版Wikipediaにおいて、イルミネーションの起源の項目に上記のルターの話が載っていますが、ソースは明示されておらず、一般に流布されている噂話をもとにした根拠のない記述とみられます。
しかし、少なくとも英語圏において、クリスマスツリーとルターの関係についてはよく知られているようで、現在クリスマスツリーと呼ばれているものを室内に飾るようになった起源はルターであるようです。
ドイツではゲルマン人の時代から、寒くなっても葉を落とさず青々しい姿を保ち続ける常緑樹は、特別な力をもつ木として神聖視されており(日本においても古くから常緑樹は神聖視されてきました)、それを家の中に持ち込み、星の輝く景色を再現しようとしたようです。
「イルミネーションの起源はルターである」とするのは、いささか強引と言えるかもしれませんが、「”木に灯りをともして飾る”ということを近代ではじめた人」ではあるようです。
「ルターとクリスマスツリー」としてこの絵がよく知られています。
このように家の中に木を立て、枝に火のついたろうそくを飾ったようです。
…火事になりそうで、見ていて心配になりますね。電球ができてよかったです。
「イルミネーション」というものは、日本には、明治時代に西洋の文化が流入する中で、持ち込まれたようです。
以下のようなイベントもあるみたいです。
◆ワークショップ「光るハーバリウムボトル作り」
要予約。
光るハーバリウムボトルが作れるそうです。お子様やカップルで、記念になりそう。
◆クリスマスマルシェ
開催日:12月17日(土)
時間:15:00~18:00
場所:大屋根広場(改札より西側の広場)
キッチンカーや雑貨店も登場するそうです。クリスマスに関するものもあるのでしょうか。
イルミネーション点灯日時:2022年12月1日~2023年1月9日 16:30~23:30
イベント詳細は以下から!
↓↓↓
https://www.tokaikanko.com/event/winter_illumi/
<参考>
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%83%9F%E3%83%8D%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3
https://en.wikipedia.org/wiki/Christmas_tree
Modern Christmas trees originated during the Renaissance in early modern Germany. Its 16th-century origins are sometimes associated with Protestant Christian reformer Martin Luther, who is said to have first added lighted candles to an evergreen tree.[18][19][20]
2022 東海市・聚楽園大仏のライトアップを見てきました。
聚楽園大仏のライトアップは今年で2度目。
昨年から大仏のライトアップが始まりました。
ライトアップでもしたらいいのにね、と昔から家族で話していたもので、ライトアップはとてもうれしいです。好評を得て、今後も続くことを期待します。
今年は土曜日に伺いましたが、今まで見たことがないほどに、駐車場は車でいっぱいで、公園内にはたくさんのカップルやファミリーが歩いていました。
比較的おしゃれな人が多かったので、地元民ではない人も相当数きていたのでしょう(部屋着にコートを着込んだ私よ・・・。)。
今年はイルミネーションデザイナーの芦木浩隆さんが携わり、仏像としての聚楽園大仏、
そして市民に愛される”大仏さん”にふさわしいライトアップを目指したとのことです。
ライトアップのパターンは全七種類。シンプルで神々しい真っ白なお姿から、
ビビッドな原色に包まれた、見たことのないようなお姿まで、幅広い大仏のお姿を拝覧することができます。
昨年のライトアップと比べると、全体的にやわらかな色味でした。
やさしい雰囲気が感じられて、昨年よりもバージョンアップしているのを感じました。
またこの記事一枚目の写真の通り、紫、緑、黄色、赤、という仏教と関わりの深い色使いは、仏像として、信仰を集める大仏様のありようを尊重していたように思います。
仏様にも種類がありますが、聚楽園の大仏がどのような仏様なのか、ご存じでしょうか。
聚楽園の大仏さんは阿弥陀如来の坐像です。
「なむあみだぶつ(南無阿弥陀仏)」という文句を聞いたことのある人は多いのではないでしょうか?
その阿弥陀仏です。「なむあみだぶつ」と称える者を極楽へ必ず迎えいれてくださる、浄土教系の宗派で最も大切に信仰されているのが、この阿弥陀仏です。
やさしいお顔立ちで、真下まで行くと、下をのぞく大仏と目を合わせることができます。ただ、撮影している人が多いので土日は難しいですね。
市外から来られる方は、大仏目当てかと思いますが、
大仏だけではなく、公園内のモミジもライトアップされていて、池に映る姿が綺麗ですのでぜひご覧になってください。まだモミジはすこし早いでしょうか(2022年12月3日時点)。
大仏脇では、あたたかいクラムチャウダーや梅昆布茶、肉まん、地元東海市の和菓子店の鬼まんじゅうなどが売られていました。
キッチンカーでは、たこ焼きやクレープ、チュロスや唐揚げなどが販売され、若者を集めていました。
だいぶ冬めいてきましたので、しっかり暖かくして、拝覧ついでに、のんびり園内を散歩されてはいかがでしょうか。
聚楽園公園もみじまつり
日時:2022年11月27日(日)~12月11日(日)16:30~21:00
大仏のライトアップは12月4日(日)まで。
モミジのライトアップは12月11日(日)まで。
場所:東海市 聚楽園公園(愛知県東海市荒尾町西廻間2番地の1)
駐車場:有(聚楽園公園南駐車場が近いです)
◆公共交通機関の利用を推奨(名鉄常滑線聚楽園駅すぐ)
駅から一直線に向かうと急な階段がそびえ、それを登ったてっぺんに大仏があります。
ご高齢の方や車椅子の方などはいったん公園に入ってから、公園内の道を歩いて向かうルートのほうがおすすめです。