東海市文化探検隊日誌

東海市の文化的な発展を願う土着民です。どちゃどちゃに東海市のことは好きです。いろんなところに出かけるのが好きです。文章を書きます。写真も撮ります。 東海市文化探検隊のInstagram⇨tokai_bunka_tankentai             連絡先⇨ogoumatsu★gmail.com

2022 東海市・聚楽園大仏のライトアップを見てきました。

紫、翠、黄色、赤、で照らされた大仏

鮮やかかつ、厳かに彩られた大仏

 

聚楽園大仏のライトアップは今年で2度目。
昨年から大仏のライトアップが始まりました。
ライトアップでもしたらいいのにね、と昔から家族で話していたもので、ライトアップはとてもうれしいです。好評を得て、今後も続くことを期待します。

今年は土曜日に伺いましたが、今まで見たことがないほどに、駐車場は車でいっぱいで、公園内にはたくさんのカップルやファミリーが歩いていました。
比較的おしゃれな人が多かったので、地元民ではない人も相当数きていたのでしょう(部屋着にコートを着込んだ私よ・・・。)。

今年はイルミネーションデザイナーの芦木浩隆さんが携わり、仏像としての聚楽園大仏、
そして市民に愛される”大仏さん”にふさわしいライトアップを目指したとのことです。
ライトアップのパターンは全七種類。シンプルで神々しい真っ白なお姿から、
ビビッドな原色に包まれた、見たことのないようなお姿まで、幅広い大仏のお姿を拝覧することができます。

大仏のアップ

白くお顔が照らされた大仏

昨年のライトアップと比べると、全体的にやわらかな色味でした。
やさしい雰囲気が感じられて、昨年よりもバージョンアップしているのを感じました。
またこの記事一枚目の写真の通り、紫、緑、黄色、赤、という仏教と関わりの深い色使いは、仏像として、信仰を集める大仏様のありようを尊重していたように思います。

仏様にも種類がありますが、聚楽園の大仏がどのような仏様なのか、ご存じでしょうか。
聚楽園の大仏さんは阿弥陀如来の坐像です。
「なむあみだぶつ(南無阿弥陀仏)」という文句を聞いたことのある人は多いのではないでしょうか?
その阿弥陀仏です。「なむあみだぶつ」と称える者を極楽へ必ず迎えいれてくださる、浄土教系の宗派で最も大切に信仰されているのが、この阿弥陀仏です。
やさしいお顔立ちで、真下まで行くと、下をのぞく大仏と目を合わせることができます。ただ、撮影している人が多いので土日は難しいですね。

市外から来られる方は、大仏目当てかと思いますが、
大仏だけではなく、公園内のモミジもライトアップされていて、池に映る姿が綺麗ですのでぜひご覧になってください。まだモミジはすこし早いでしょうか(2022年12月3日時点)。

モミジと光る提灯

モミジと提灯

池の反対より眺めるモミジのライトアップ

池の反対より眺める

 

大仏脇では、あたたかいクラムチャウダーや梅昆布茶、肉まん、地元東海市の和菓子店の鬼まんじゅうなどが売られていました。
キッチンカーでは、たこ焼きやクレープ、チュロスや唐揚げなどが販売され、若者を集めていました。
だいぶ冬めいてきましたので、しっかり暖かくして、拝覧ついでに、のんびり園内を散歩されてはいかがでしょうか。


顔から白〜水色〜台座あたりは青く照らされた大仏

爽やかな青系のグラデーションで照らされた大仏

聚楽園公園もみじまつり
日時:2022年11月27日(日)~12月11日(日)16:30~21:00
大仏のライトアップは12月4日(日)まで。
モミジのライトアップは12月11日(日)まで。

場所:東海市 聚楽園公園愛知県東海市荒尾町西廻間2番地の1
駐車場:有(聚楽園公園南駐車場が近いです)
◆公共交通機関の利用を推奨(名鉄常滑線聚楽園駅すぐ)

駅から一直線に向かうと急な階段がそびえ、それを登ったてっぺんに大仏があります。
ご高齢の方や車椅子の方などはいったん公園に入ってから、公園内の道を歩いて向かうルートのほうがおすすめです。

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